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早川さんが社員の賃金水準について書かれています。私は、17年ほど「仕事は楽だが給料も安い」会社に勤めていましたので、特徴を列記します。
●社員に資産家や兼業農家の息子が多い。当然、そういった人たちは「そこそこ」の仕事しかしない
●新卒・中途にかかわらず「今回はいい人が採れそうだ」と思った人材には、ことごとく内定を辞退される
●仕方なく「30歳まで司法試験の勉強をしていたボンボン」「文系大学院卒のお嬢様」を採っても、世間ずれしているので使いものにならない
●優秀な人間から辞めていき、どうしようもない社員ばかりが残る
●ビジネスモデルは「業界大手の売れ筋商品を真似て、おこぼれをちょうだいする」である
●出世してもしなくても給料があまり変らないので、社内の競争が少なく居心地はよい。そのかわり努力しても無駄である
●尊敬できる上司や目標にしたい先輩が見当たらない。逆に「ああはなりたくない」と思う。
●一人暮らしのOL(一般職)が「生活苦」を理由で退職した
●奥さんの給料が高いため、子供が風邪を引くと会社を休まされる同僚がいた
●私が配属されたのはシステム部門だったが「どうせ君も手が動くようになったら、もっと給料のいい会社に行くのやろ」と嫌味を言われた
●1990年のバブル時には、会社が儲かっているのにボーナスを増やさなかったので、若手営業マンの大半が入れ替わった
まとめますと、次のパターンとなり、とても人材が育つ職場環境ではありません。
●いい人材が採用できず
●入社後も刺激を受けて努力する環境になく
●少しでも仕事ができるようになると転職する
ちなみに、体が丈夫でなかった私は転職をあきらめ、その会社で働きながら株式投資による資産形成の道を選びました。その後、独立して現在にいたっています。
投資において給料の高い低いはどうやって考慮したら良いんだろう?と過去に迷った事があります。
給料の高低でそれぞれメリット・デメリットがありますので、こんがらがっていたのですが、明快な説明でかなり頭の中がすっきりしました。
成長企業への投資ならば、一人当たり給料が高く、なおかつ給料÷利益の割合が低い、つまり従業員の生産価値の高い会社なんかが良いのかなあ、と思いました。
最近またノバが話題になっていますが、2003~4年ごろに四季報の採用人数ランキングを見たら、確かその当時の在職中の従業員と同じくらい沢山採用していました。(3000人くらいで採用数一位)その後一時的には株価が急騰しましたので、大量に取ってる企業は景気がいい証拠なのかなあ、とも思いましたが、そんな単純なことではないらしい、と言う事は最近になったやっと分かりました。
不景気のときに大量採用するのはバリュー投資的で正しいとは思いますが・・・。
私は今の社会、賃金で仕事を評価するのは間違えているんではないかという気がしてなりません。
内容が評価される訳ではなく、身分で評価されてますからね。
だから、私は実力で生き残れる株の世界を選択するのも手だ。と思ったのもあります。
nyさん、コメントありがとうございます。
テレビ局の給料が高いのは、規制の賜物ですし、他の要因と組み合わせて判断すべきでしょう。
なお、労働集約型産業(ヒトが資本のビジネス)で大量採用を続ければ、成長が鈍化した際のコストコントロールがままならなくなります。テイクアンドギヴ・ニーズが好例です。
後、シクリカル関連も、業績のピーク時に大量採用を行うところがあります。こちらは、証券会社が典型例ですね。
ともなりさん、コメントありがとうございます。
サラリーマンは会社名や役職で評価される部分があるのは確かですね。私が株式投資をはじめた理由の一つは「実力の世界」だからです。
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